当サイトにおけるミニマリスト、ミニマリズムの定義と考え方について

東京から沖縄への移住を機に、暮らしをミニマムにしました。今後は、ミニマリズムに関する記事も増えると思いますので、あらかじめ当サイトにおけるミニマリストミニマリズムの定義や、方向性について記しておこうと思います。

 

はじめに

今から10数年前、東京から沖縄へ移住するために、持ち物のほとんどを処分しました。その後も数年おきに、日本各地への移住をくり返しながら、年に2~4か月、海外や自宅以外の土地で暮らすライフスタイルを続けています。

今回は、「当サイトにおける」ミニマリズムの定義や、わたし自身のミニマリストとしての方向性について、簡単にまとめておこうと思います。

ミニマリストミニマリズムの定義は定まっているわけではないので、それらの言葉を聞いたときに、頭に思い浮かべる内容が、個々人で異なってくると思うからです。

なお、飽くまでわたしの考えはこうだという話ですので、ここで書いたものが他の人にあてはまるわけでも、ここで書いた内容が他人の考えを否定するものでもないことを、最初にお断りしておきます。

 

ミニマリストミニマリズムの定義

  • 邪魔、鬱陶しいものを身の回りから減らす行為、またはそれを行う人。
  • 煩わしいことを減らす行為、またはそれを行う人。
  • 転居や旅行をラクにするための行為、またはそれを行う人。

 

引っ越しが多く、旅行も良くするので、移動しやすいように持ち物を厳選しています。それと視界がごちゃごちゃするとストレスを感じるタイプなので、不要なものはすぐ処分するようにしています。

現在(2022年)のわたしの個室は4畳半で、部屋に出ているものは、机と椅子、卓上ライト、Bluetoothスピーカー、ヨガマット、衣類です。その他のもの(布団、スーツケース、趣味のアウトドアやスポーツグッズ、バッグ類、書類など)は、押入れに入る分だけ保有しています。

 

当サイトにおける、ミニマリズムの方向性

他人の持ち物、共同スペースについて

  • 他の人の持ち物については言及しない。
  • 共有スペースは、双方が過ごしやすい空間をつくる。

 

二人暮らしをしています。ダイニングキッチン、バスルームは夫婦の共有スペースなので、極端にものを減らしたりはしていません。夫は料理を小まめにするので、調理器具をいくつか持っています。

とはいえ、我が家にはガスコンロや炊飯器はないので(ホームベーカリーはある)、ダイニングキッチンもすっきりしているほうではあります。

 

健康、時間を犠牲にしない

  • ものを減らすことと引き換えに、健康を害することをしない。
  • ものを減らすことと引き換えに、時間を無駄にしない。

 

例えば、カーテンを処分したり、寝袋で寝たりはしません。カーテンを付けずに明るいところで寝ると、メラトニンが分泌されず眠りが浅くなりますし、寝袋で寝ると腰が痛くなったりするからです。

また自炊道具を処分して、食事を外食で済ますこともしません。外食ばかりだと炭水化物を多くとりがちになります。塩分や油分も高く、健康を害するからです。

洗濯機も持っています。手洗いしたくないからです。

 

TPOはわきまえる

  • 冠婚葬祭には参加する
  • 身だしなみを整え、場所に適した服装をする

 

例えば化粧道具を捨ててすっぴんで過ごしたり、服を制服化したり、高めのレストランにスポーツウェアで行ったりはしません。人は社会的な生き物です。適切な行動をとり、適切な身づくろいをすることで、損をしたり、トラブルに巻き込まれたりすることを極力防ぎたいと考えています。

 

ものが少ないほど良いという価値観はない

  • 必然的にものが少なくなっている。
  • 視界にものが入ってくると思考がごちゃつくので減らしている。

 

わたしの場合、生活スタイルにより持ち物は少ないのですが、結果的にそうなっているだけで、少ないほど良いという価値観は持ち合わせていないです。

何かコレクションしたり、多趣味でいろいろなものに囲まれて生活するのも、それはそれで楽しそうだと思っています。

持ち物の少ないことに妙なこだわりや優越感を持たずに、自分なりの楽しさや快適さを求めていきたいと考えています。

 

丁寧な暮らしではなく、ズボラな暮らし

  • ラクなのが好き
  • 読者対象は、スボラ・めんどくさがり屋、怠け者の方

 

わたしは虚弱体質で、昼寝をしないと身体が持たないような人間ですので、丁寧な暮らしではなく、なるべくラクな暮らしをしたいです。

ミニマリストの方のなかには、炊飯器を使わわずに土鍋でごはんを炊くとか、電子レンジを捨てて、蒸し器で料理するというような丁寧な暮らしのほうへ舵を切っていらっしゃる方々がいますが、わたしは真逆のタイプです。

自炊をしますが、電子レンジを使う料理か、そもそもキッチンバサミ1つで済ますようなメニューしか作りません。

系統で言えば、ズボラ系ミニマリストに当たると思います。意識が低く、やる気がなく、ストイックじゃない怠け者がミニマリズムを生活に取り入れて、いかに快適に暮らせるか。これまでの過程や、今後の試行錯誤を綴っていきたいと考えています。

 

まとめ

上記を一言でまとめるなら、「人間関係、健康状態、社会性、自分らしさは常に、ものを減らすことより優先される」ということです。これらの点が、極限系ミニマリストや、極端なミニマリズム思考をお持ちの方と、考え方が異なる点ですので、あらかじめご了承のうえ、お付き合いいただけたら幸いです。