本が好きで、以前は「本を買うことは消費でも浪費でもなく投資」と思いこんでいたので、手元にどんどん本がたまっていきました。
しかし海外や沖縄への移住を機に、すべての蔵書を手放しました。今回は本の手放し方についてまとめてみます。
本を売る
本を手放すときは、まず最初に売ることを考えてみます。いらないものがお金になって戻ってくると思うと手放しやすいからです。
アマゾンマーケットプレイス
ほとんどの本は東京から沖縄への移住の際に処分しました。今から15年ほど前のことです。そのころはメルカリがなく、ヤフオクでもバーコードを利用した出品ができなかったので、アマゾンマーケットプレイズで売るのが効率がよかったのです。
アマゾンマーケットプレイスにの出品するメリットは、画像アップロードの必要がないこと、値下げ交渉されないこと、購入者とのメッセージのやり取りが不要なことです。
メルカリ
今なら、メルカリまたはヤフオクで売るのが一番かんたんでおすすめです。アプリから背面のバーコードを読み込むだけで、タイトルや著書名が自動入力されるし、写真もアプリから直接撮れるので、2分くらいで出品が完了します。
宛名印刷も不要、コンビニから匿名で発送できるのでプライバシーも守られます。
▼わたしのメルカリ紹介コードです。
新規会員登録の際、この紹介コードを入力することで、紹介者と登録者の双方とも500ポイント貰えます。
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ヤフオク
ヤフオクでの出品手順はほぼメルカリと同じです。
ヤフオクはメルカリに比べ男性の利用者が多いように感じるので、男性向けの本を出品するなら、ヤフオクのほうが売れやすいかもしれません。
ヤフオクで売るメリットは、売上金をpaypay(ペイペイ)で受け取ったり、ヤフーショッピングでの支払いに充てたりできることです。売上金の使い勝手は、メルカリよりも良いと思います。
リサイクルショップ
メルカリやヤフオクで本を売るのは簡単なのですが、仕事が忙しくてやっていられないという人や、一冊ずつ出品するのが面倒だという人もいます。
そういう場合は、本をまとめてBOOK OFF(ブックオフ) 等のリサイクルショップに持ち込むと良いです。宅配買取サービスもあります。ただし買取金額は、自分でフリマアプリで売るのと比べると安くなるので、捨てるよりはマシぐらいに考えておいたほうが良いと思います。
▼専門書をお持ちの方は、BOOK OFF(ブックオフ) ではなく、専門書を高額買取してくれるお店を選びましょう。
アニメグッズ専門サイト
同人誌や、アニメ・マンガ・ゲーム関連の本を売る場合は、BOOK OFF(ブックオフ) ではなく、駿河屋やまんだらけのようなお店で売りましょう。
アニメ、マンガ、ゲームの専門店は、商品の価値を精査したうえで買取金額を査定してくれるので、レアアイテムが二束三文になってしまう心配が少ないです。
発送する際の送料も、条件次第で無料になります。わたしの知人は大量の同人誌を駿河屋に買い取ってもらい、10万円以上の利益を得たそうです。
本を寄贈する
図書館に寄贈する
売れなかった本は、図書館に寄贈することを考えてみます。表紙がない本、書き込みがある本は引き取ってもらえません。
図書館に本を寄贈する際に気をつけないといけないのは、寄贈した本を蔵書として利用するかどうかは、図書館側の判断に委ねられるということです。古い本や、すでに図書館にある本などは蔵書にされず、リサイクル本として図書館利用者に配布されることがあります。
ジモティ―で譲る
本、マンガ、雑誌、それ以外のものを含め、ジモティーというサイト&アプリを通じて譲ることができます。購入者と直接会って受け渡しをしますが、待ち合わせ場所や時間は大抵、出品者の都合に合わせてもらえます。
有償で販売することもできますが、あまり売れ行きはよくないようなので、売る場合は前述のフリマアプリや、ブックオフなどのリサイクルショップ活用、不要なものを処分する場合はジモティーと使い分けるほうが効率的です。
古紙としてリサイクルする
表紙がない、汚損・破損がある、古すぎるなどの理由で買い取ってもらえない本は、資源ごみとして回収してもらいます。
イオンやコープなどの一部のスーパーには、古紙回収ボックスが置いてある場合があります。イオンでは古紙1kgにつき、1WAONポイントが貰えます。お近くに店舗がある方は活用してみてください。
本を自炊する
kindle化されていない本、再度入手するのが難しい本、思い出のある本などはデジタル化して保管しています。
わたしは本だけでなく、書類など手持ちの大量の紙類をスキャニングしてペーパーレス化を図りたかったので、専用のスキャナを購入しました。
まだスマホがなかった頃、旅行ガイドブックを片手に各地を回りました。昔のガイドブックは、もう情報源としての価値はありませんが、たくさん書き込みがしてあって、思い出の品になっています。
旅行ガイドブックはページ数も多いですが、専用スキャナーを使って自炊して、PDFに変換してGoogleドライブやkindleにアップロードして保管しています。
本の情報をアウトプットする
本を物理的に手放すのは平気だけど、情報にアクセスできなくなるのがイヤだという場合、本の内容をアウトプットして、記録することをおすすめします。
マインドマップ
かつては、本の内容をマインドマップ化して残しておくということをしていました。
マインドマップは本来は、記憶に残りやすいようにイラストを交え、カラフルなペンを多用して手書きで作成するのですが、アプリを使って作成する方法もあります。
わたしはマインドマップ発案者のトニー・ブザン公認マインドマップ講座を受講したこともあるのですが、トニー・ブザンのやり方に、松山新之助さんの本『マインドマップ読書法』の内容を取り入れて、マインドマップを作っていました。
箇条書きしてメールで保存
レビューサイト、読書アプリに投稿
どんな本を所有していたか記録したい場合や、かんたんな感想を残しておきたい場合はレビューサイトを使うと便利です。
アプリは読書メーターやブクログが有名です。わたしは読書メーターのほうを使っています。読書メーターには本棚の機能があるので、そこを自分の仮想本棚とすることもできますよ。
誰かにレビューを読んでほしいという場合は、アマゾンにレビューするのも良いと思います。