リゾートバイト、荷物の効率的な運びかた&送りかた

公共交通機関を使って赴任地へ行く場合の、荷物の効率的な運び方、送り方について紹介します。派遣期間は1~3か月を想定しています。

 

 

バックパック&スーツケース+別送で段ボール1個」

結論から述べますと、バックパック1つ&スーツケース1つで現地に赴き、段ボール箱1つを別送するのが、最もコストパフォーマンスに優れていると思います。

 

手荷物はリュック&スーツケースで運ぶ

リゾートバイト先は田舎にあるので、赴任地までは、大概バスや電車を乗り継ぐことになります。はっきり言って移動は大変なので、なるべく疲れずに荷物を運ぶための工夫が必要です。

組み合わせはリュック&スーツケースの組み合わせがベストです。なぜならバックパックとスーツケースには、それぞれの下記のような利点と欠点があるからです。

  • バックパック:◎両手が空く ×背中が重い
  • スーツケース:◎転がせる ×片手がふさがる

双方の利点を生かし、欠点は補えるように、1つを背中に背負い、1つは転がして移動します。バスや電車の待ち時間には、スーツケースのうえにバックパックをのせれば荷物がまとまり、混みあう待合室で他の人のじゃまになることもありません。

たまにバックパック2つを、背中と胸にしょっている人を見かけますが、リュック×2の場合、すべての重量を自分の身体で支えないといけないので、重くて大変です。

逆にスーツケース2つをリゾバ先に運ぶ人もいますが、バスに荷物を載せたり降ろしたりするときに、もたもたして他の乗客の邪魔になりますし、スーツケース2つを同時に転がすのも難しいです。

また手荷物の数ですが、2つまでにしておくのが無難です。3つ以上になると、運びにくいし、忘れやすくなるからです。

2つの手荷物のほかに、サコッシュを斜めがけにして、財布やスマホなどの貴重品を入れて、肌身離さず持ち歩くようにします。

 

リュックは20~30Lのものを選ぶ

移動時に使用したバックパックは、赴任地でも使用します。派遣仲間と遊びにいくときや、スーパーに買い出しに行くとき使うので、20~30Lの大きさのものがおすすめです。

スーパーへ行ったらまとめ買いしますし、遊びに行くときも、上着、帽子、折りたたみ傘、水分、軽食、日焼け止めなどで、荷物が多くなりがちだからです。

▲わたしの使っているバックパック、グレゴリーのコンパス30です。軽量でたくさん入り、デザインはスタイリッシュで、街でも旅行でも使えます。

 

スーツケースの大きさは60L前後のものを

スーツケースの大きさは、60L前後のものがおすすめです(女性の場合)。それ以下のサイズだと沢山モノが入らないし、それ以上大きいと運ぶのが大変だからです。

スーツケースは、駅の階段やローカルバス、電車に載せる際など、持ちあげる機会がけっこう多いです。体力のある男性の場合は、80~90Lのサイズでも問題ないと思います。

▲わたしが使っているスーツケースです(色は別です)。

スーツケースは長年使うものなので(以前のスーツケースは20年使いました)、ある程度質の良いものを購入したいところです。安いものは本体が重かったり、車輪が壊れやすかったり、動きが悪かったりして使い勝手が悪いです。

 

別送で段ボールを1つ送る

はじめてのリゾバのときには、30Lの小さいキャリーケース(以前使っていたもの)と、20Lのリュックだけでリゾバ先に赴きました。

そのときは、体力的にも精神的にも仕事だけで精一杯で、趣味に費やす時間もありませんでしたし、近隣を散歩する程度でどこにも遊びに行きませんでしたので、少ない荷物でも問題はなかったのです。

しかしリゾバに慣れるにつれ、ふだん自宅で使っているものを持ち込むと、リゾバライフが充実することに気づき、荷物を増やしていきました。

例えば、わたしはリゾバに行くとき、体重計やヨガマットを持って行きます。毎朝体重計を測ったり、筋トレする習慣を、リゾバ先でも継続したいからです。

あとは、プロテインサプリメントなどふだん健康のために摂っているものや、乾燥わかめのような、まかないにプラスできる食品を持っていきます。リゾバ先で食事は出ますが、たんぱく質や野菜が不足しがちになるからです。

ミニマリストのように少ない荷物で赴任してもいいのですが、田舎は物価が高いので、送料をかけてでも、あれこれ色々持っていくほうが、結局は節約になると思います。