【リゾートバイト体験談】4. 猿のでる僻地でレストランホール業務
4回目のリゾバは、四国の僻地で、レストランホール業務をしました。会席料理のレストランで、覚えることがたくさんあって、体力的にも辛い職場でした。
【リゾートバイト体験談】3. 猿のでる僻地でレストランホール業務
選んだ理由
当時住んでいた家から比較的近かった(隣県)からです。直前までいた群馬の勤務地が遠くて、移動が大変だったので、今回は近くにしました。派遣会社はヒューマニック、時給は1,000円でした。
職場・立地
山のなかに一軒だけぽつりと立つ、こじんまりとした和風ホテルです。お客さんは年配の方が多くて、子供連れ客はほとんどいませんでした。近くに山があるので、登山客が多かったですね。その他、たまに修学旅行の団体客が入りました。
まわりは徒歩15分くらいのところに個人商店が2~3ある以外、何もなかったです。一番近い蕎麦屋まで徒歩30~40分、一番近いカフェまでは1時間半です。徒歩で歩いている人を見ることは皆無、代わりに猿がうろついていました。
職種
レストランのホール係です。料理が会席料理です。会席料理はとにかく皿が多いです。コースごとにセット内容が変わるし、お客さんにお料理の説明もしなければいけません。覚えることが沢山あって大変でした。体力的にも、和室や掘りごたつ式の席は、立ったり座ったりを繰り返すので、体力的にも大変でした。
はっきり言って同じような時給で働くなら、ビュッフェレストランのほうが絶対ラクだと思いました。
時期
晩夏の一か月です。お盆の後なので、混みすぎることもなく、暑くも寒くもない時期で、リゾバには最適な季節でした。
寮
最初の1週間は寮が満員だったので、客室寮にいました。途中からホテルのすぐ裏手にある社員寮に移動しました。新しくてきれいな寮でした。
一階は男性、二階が女性の部屋に分かれていますが、リビングは共用なので、若いひとたちは和気あいあいとやっていたようです。
バス、トイレは共用です。お風呂は清掃があまり行き届いていなかったので、専らホテルの大浴場を使っていました。大浴場は入浴時間が決まっているので、他の派遣や従業員と一緒になるのが嫌でした。
食事
食事は休日含め3食でますが、朝は白米と味噌汁のみです。昼も忙しいときは、カレーのみとか、レトルトの牛丼だけとか、かき揚げ1つみたいなメニューで閉口しました。上の写真は、良いほうのメニューです。
休日の過ごし方
最寄り駅(往復3時間)近くの小さいスーパーで買い物したり、小さい滝(往復2時間)や、カフェ(往復3時間)まで出かけたり、徒歩であちこち出かけていきました。
社員や他の派遣の人は、バスや電車を乗り継いで、一番近い町まで出かけていったりしていましたが、交通費が痛いとこぼしていました。
職場環境・人間関係
クセのある社員さんがいて、私が来る前にいた人たちが2か月の間に3~4人辞めたと聞きました。わたしは派遣会社の人に、事前に満了率や、辞めた人がいる場合はその理由なども聞くようにしていますが、こんなに人が辞める職場だとは聞いていなかったので、騙されたような気持ちになりました。
ただその癖のある人は、人を選んで辛くあたるらしく、わたしには普通に接していたので個人的には問題はありませんでした。
それ以外も、仕事を全然教えてくれないパートさんがいたり(男の子には教える)、料理長が癇癪を起したりする職場で、雰囲気は良くなかったです。にもかかわらず、求人案内には、「人間関係良好!リピーター続出」などと書かれていましたよ。
それから、この職場でははじめて嫌な派遣と一緒になりました。若い女の子だったのですが、いつも自分の話ばかりするうえに、男女で態度を変えたり、一か月先に来ただけなのに他の派遣に指導しようとしたりする子で、疲れました。
仲のよい派遣の子がいたので、その人のおかげでだいぶ救われました。リゾバの仕事は、人間関係が肝だと、どこに行っても思います。
給料
時給 1,000円
稼働日数 22日
180,818円(交通費除く)