リゾートバイトの職種と仕事内容【業務全般編】
リゾートバイトの求人でよく見かける「業務全般」という職種。いったいどんなことをするのでしょうか。
わたしは、とあるお寺の宿坊で、業務全般の仕事をしたことがあります。今回はそのときの経験をまとめてみたいと思います。
リゾートバイトの業務全般業務とは
「業務全般業務」というのは、あらゆることに携わる、「何でも屋さん」になります。小規模なホテルや旅館では、客室数が少なく、個々の仕事が大量にあるわけではないので、少ない人数で、あらゆる業務を少しづつこなします。
わたしの働いた職場では、接客と裏方半々ずつの仕事だと聞いていましたが、実際には裏方のほうが比重が高かったです。
業務全般として働くときの一日の流れ
基本的に午前中は掃除。午後はお出迎えの準備と接客をします。
わたしが働いていた時期は冬で、閑散期でした。そのせいもあると思いますが、基本10:00~18:00の通しシフトだったので体力的には楽でした。
午前中の仕事
客室、トイレ、廊下など館内をあらゆる場所を掃除をします。
大浴場の掃除は男性スタッフが行うので、掃除の仕事といっても体力的にきつくはありませんでした。
午後の仕事
午後はお客さんを迎えるための準備をします。
お茶ポットの用意、おしぼり作り、夕飯の会場づくり、夕飯の準備をします。お客さんが来たら、食事のお世話をします。付随業務として、布巾の洗濯したり、アイロンがけなどを行います。
イレギュラーな仕事
お昼にお茶会の予約があるときは、そのための会場づくりや片づけをしました。また、暇な日は、窓ふきやベランダの掃除も行いました。
派遣は自分一人だけだった
業務全般で募集をかけているところは、規模の小さい施設であることが予想されます。派遣の人数も少なめだと思います。
わたしが働いた職場では、最初の1週間だけ前任者と期間がかぶりましたが、以降は派遣はわたし一人になりました。
わたしは一人で過ごすのも好きなので、特に問題は感じませんでしたが、孤独に弱い人の場合、さみしく感じるかもしれません。
業務全般の仕事のメリット
接客と裏方、両方行う仕事なので、一日にメリハリがあるのが良かったです。例えばレストランや売店の仕事になると、基本ずっと同じ場所で働くことになりますが、業務全般の場合、客室へ行ったり、食事の会場に行ったり、洗濯をしに外へでたりと、あちこち動き回ることができます。
また大型リゾートホテルでは効率を求められ、せわしなく業務をこなす必要があったのですが、小さな職場はアットホームで、暇なときはコーヒーを飲みながら、おしゃべりをして過ごしました。
業務全般業務のデメリット
業務自体はかんたんなことが多くてやりやすかったですが、大きな施設に比べて人の出入りが少ないので、人間関係が固定されます。おのずと人間関係が濃くなります。